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2017.03.23
こんにちは、岡田です。
突然ですが無垢材のフローリングって憧れませんか?
自然素材で、温もりや肌触り、歩いた感触など、どれを取っても集成材とは比べものになりません。
これだけ良いとされている無垢材ですが、実際は無垢材のフローリングにしている方ってそう多くはありません。
それは、いくつかデメリットがあるからです。
1.コストが掛かる
2.お手入れが面倒
3.傷つきやすく、反ったり割れたり、シミがつく。
この3つ、確かにデメリットですが、1に関してはちょっと違います。
無垢材は自然素材なので呼吸をします。
乾燥する時期には縮み、湿気が多くなれば膨らみます。
なので、表面がヒビ割れることもありますが、実は中は全く問題がないどころか、呼吸をしながらどんどん良い状態になっていきます。
一方、集成材は、新築の時が一番いい状態ですが年数が経つとともに劣化します。
何年かしてリフォームをするようなことがあった時、無垢材は再利用できますが、集成材はそうはいきません。
つまり、無垢材はコストが掛かるのではなく初期費用が掛かるということです。
コストの面がクリアできると、その他のデメリットは無垢材の魅力と天秤にかけるまでもなかったりしませんか?
適材適所の素材を選ぶことで、キズや割れや反りは最小限に抑えることが出来ますし、集成材にできたキズは見た目が悪いですが、無垢材のキズは味に変わります。
良さも悪さも全て楽しめるのが無垢材の良さではないでしょうか?