スタッフブログ
2017.06.28
こんにちは、岡田です。
ここ数日雨模様が続き梅雨らしい日が続いていますが週末は真夏のような暑さになる
見たいですがね!!
さて今日は家づくりについて考えてみましょう。
ご家族が住まいについて考える時、それは「結婚」、「出産」、「進学」、「自立」
などご家族の転機が訪れる時が多いです。
その中でも、お子様のいるご家庭では、お子様の成長に関する転機で考えるケースが
最も多いです。
そこで、子どもが快適に過ごせる室内空間について考えていきます。
まず、大切なことは、子どもの目線で家を見ることです。
大人にとっては全く危険でないものでも、小さな子供にとっては大怪我の原因になる
こともあります。
例えば、大人は少しの段差だと思っていても、子どもにとってはつまずいてしまう原因
となることも。
子どもは走り回るのが大好きなので、その分つまずいた時の衝撃は大きく、体をどこか
にぶつけたり、口内を損傷してしまったりなど大人では考えられない怪我につながるこ
とがあります。
そういった意味ではすべりやすい床材もNGです。
また、子どもが小さいうちは、キッチンで作業している時も様子が伺えるように、
オープンキッチンなどを選択して常に子供が視界に入るような環境を整えるといい
でしょう。
インテリアにはこだわりたいという方も多いですが、見た目だけでなく、子どもに
とって安心・安全に過ごせる環境か?
という点も加味して、自分らしい空間を実現するといいでしょう。
さて、子どもはいつまでも小さな赤ちゃんではありません。
ですから、成長した時のことも考えておかなければなりません。
自分の部屋は持っていても、そこにこもりっきりでは親子のコミュニケーションが
なかなか取れません。
快適な空間には自然と人が集まってきます。
物件によっては可・不可がありますが、広々としたLDKを中心とした生活は、家族が
安心して過ごせる場を手に入れることにもつながります。
また、様々な書籍やテレビの番組で、リビング学習を取り入れたところ、学力が向上
したという報告もされています。
これは、ある程度の雑音の中で勉強することで集中力がアップするだけでなく、親に
すぐ質問ができるので、分からないことがそのままにならないといった環境が自然と
整うためと言われています。
LDKで家族それぞれの居場所を作って思い思いに過ごしながらも、空間を共有すると
いうのが理想的な姿かもしれません。
子供も常に親が見守ってくれているという安心感を得ることができます。
先ほど、子どもの目線で家を見ることが大切だというお話しをしましたが、子ども目線
で考えられた家は、実は家族にも優しいのです。
抵抗力がまだ弱い子供のために、刺激の少ない壁材や床材を使うことでシックハウスを
防いだりするのも、ぜひおさえておきたいポイント。
お風呂の床を滑りにくいものにし、壁の出隅にR加工を施したりして、事故の起こりに
くい環境を考えてリフォームをするのもいいでしょう。
このように、子ども目線の家では、大人も快適に過ごすことができるのです。