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2017.07.11
こんにちは、岡田です。
最近毎回同じコメントになっていますが今日もめちゃめちゃ暑いですね・・・
もう本格的に夏って感じですね!!
さて本題ですが最近は、住宅ローンの審査に落ちる人が増えているようです・・・
では、住宅ローンの審査に落ちる人と通る人は一体何が違うのでしょうか?
今回は、住宅ローン審査に通るために知っておきたい7つの審査ポイントを
ご紹介します。
①住宅ローンの審査に落ちる人の特徴は?
・消費者金融で手軽にお金を借りられるようになったため、無意識のうちに借金を
抱えてしまっている
・正社員での終身雇用制度からフリーター、派遣社員という雇用形態に変化したため、
年収や勤続年数が安定していない。(但し、近年では派遣社員や契約社員という雇
用形態が増えてきたため、金融機関も勤続年数や契約更新回数を考慮してくれる場
合もある)
このように、世の中が便利になったり、雇用形態の多様化により、住宅ローン審査に
落ちてしまう人が増えてきたのですね。
しかし、ローン審査に一度落ちたからといって家や土地の購入を諦める必要はありま
せん。
住宅ローン審査のポイントを良く知ることでできる対策があります。
②金融機関はココを見ている!7つのポイント
住宅ローンを借りるためには、金融機関の審査を通らなければなりません。
では、金融機関は、借りる人のどういったところを見て審査しているのでしょうか?
国土交通省の「平成28年度民間住宅ローンの実態に関する調査」の結果報告書によると、
審査基準となる約20項目のうち、次の7つのポイントが重要視されています。
1. 完済時年齢
2. 健康状態
3. 借入時年齢
4. 担保評価
5. 勤続年数
6. 年収
7. 連帯保証
完済時年齢、健康状態、借入時年齢、勤続年数、年収の5項目は、完済までの間、継続
・安定的に返済がなされるかどうかを見極めるポイントとなります。担保評価は、購入
する物件の担保価値が低いとその評価額を上回る金額は借りられない場合があるという
ことです。
このように、ローン審査においては一部上場企業などの大規模な会社に勤務しているこ
と、年収が高いことなどの条件よりも、年齢や勤続年数の方が非常に重要であるという
ことを覚えておきましょう。
極端な例だと、年収1億円のプロ野球選手や年収500万円の契約社員より、年収50
0万円の正社員や産休中の公務員の方がローン審査は通りやすくなります。
現在の収入が多くても将来はどうなるかわからない人よりも、毎月安定的に返済してく
れる人や、公務員など解雇される心配が少ない人が審査に通るのです。
また、健康状態については、平成26年度に比べ、平成28年度の調査では審査基準の
上位項目に上がってきましたので押さえておきたい審査ポイントです(毎年、少しづつ
順位を上げ、ついに2番目に重要視されるようになりました)。
例えば、糖尿病などの慢性疾患に罹っていると、団体信用生命保険(団信)に加入でき
ないことがあるため、住宅ローンの審査が通らないことがあります。
☆団体信用生命保険とは
団体信用生命保険は略して団信(だんしん)ともいいます。住宅ローンのように長期に
渡る返済の場合、万が一、借りている本人が死亡や高度障害が残った場合に本人に変わ
って団信が住宅ローンの残債を支払ってくれる制度です。
ほとんどの金融機関は、団信加入をローン通過の条件にしています。
但し、住宅金融支援機構の「フラット35」や一部の金融機関では、団信に加入してい
なくても借り入れすることができますので、既往症が原因でローン審査に落ちても、諦
めずに何社もリサーチしましょう。
また、金融機関が審査する重要な7つのポイントも言ってみれば、省庁の調査の結果です。結局は金融機関によって金利も多少違いますから、審査基準も多少変わってくる場
合があり、ケースバイケースです。
ですので、1社のローンが通らないからといって住宅の購入を諦めるのは早すぎます。
最低でも2社以上は審査を申し込みましょう。住宅ローン一括審査申込を利用して、
複数の金融機関に審査を申し込むのが一番手軽な方法です。
次回、借りられないケース、今から出来ることなどについてお話しします。