スタッフブログ
2018.03.06
『明治30年創業の富山県高岡の真鍮による鋳物メーカー
「二上」が立ち上げた生活用品ブランドの「無垢の真鍮」の
ペンケースです。使い込んでいくうちに徐々に色合いが濃くなり、
表面は酸化して素材本来の美しさが出てきます。』
こんにちは。
くさの工務店の岡田です。
くさの工務店ではお家づくりのお話をする際、
お客様にリラックスしてご要望を出していただくために
店内に色々なしかけを用意しています。
まるで古代の発掘品のような佇まいを見せる、
高岡鋳物が培ってきた真鍮の伝統的着色技法、『黒ムラ』。
『黒ムラ』は、漆をベースに顔料を混ぜて調合した塗料で着色し、
その後、熱を加えながら、刷毛を使って「おはぐろ」を擦り込み
ムラや表情を付けていきます。
仏具や仏像を昔から手がけてきた高岡鋳物に古くから伝わる着色技法です。
一般的な塗装やメッキとは異なり、一つ一つに画一的でない
表情があり、暖かみのある古美な金属の表情を醸し出しています・・
使い込むと経年変化により、味わい・色味が深まり、
真鍮鋳肌と同じように深い色に落ち着きます。
くさの工務店ではお客様の手に取りやすいところに、
同じく二上のペーパーウエイトとともに置いてあります。
「二上」ではこちらのトレイ以外にも、真鍮の重さを生かしたテープカッターや
ランプ、カトラリー、箸置きなど「こんなものまで!?」
というものまで紹介されています。
真鍮の懐の深さにぜひ皆様も触れてみませんか。
http://www.futagami-imono.co.jp/products/
くつろぎのある空間を実際に体感し、
ぜひお家づくりや生活イメージの参考にされてみてはいかがでしょうか。